WEB制作業務は、技術革新のスピードが速くWEB掲載内容も即応性が求められるために、設計段階の仕様と着手後の内容が異なることもしばしば起こります。
そのため、最初に契約書を作成した場合には、WEBの完成時ではいろいろと変更する箇所が生じたりもするものです。
そのような二度手間を予防するためには、契約書には取引などの基本条件を定めて、技術仕様や作業内容は後から変更があっても対応できるようにする必要があります。
具体的には、技術仕様や作業内容については別紙記載対応として、変更があった差分については別紙(仕様書・見積書・覚書など)を差し替えることで更新するようにしておくと運用がラクになるものです。
但し、契約者の一方が無断で変更をするのは望ましくないので、これら覚書等の変更についても双方の署名と押印で確定するようにするべきでしょう。