当サイトでは、各種OA機器をレンタルする場合の契約書雛形を販売しております。
コンピュータ端末やネットワーク機器、複合コピー機等を貸し出しして、クライアントの指定先に納品・機器設置をする業務についての契約書になります。
以下に契約書雛形の概要を記載します。
(このOA機器レンタル契約書雛形は全15条、A4用紙4枚分の構成となっております。)
なお、製品版の契約書雛型には、全条文についての逐条解説書も付属しております。
レンタル機器
レンタル機器の型番やレンタル期間、料金等のレンタル条件を個別に記載します。
据付諸経費
レンタル機器の搬入、設置調整、撤収、保険費用等の諸経費を請求する場合は、本条項にその金額を明示して下さい。
この諸経費は返還しないことも明示しております。
契約期間
レンタル期間を指定します。
レンタル機器の貸し出し期間が短縮したり延長した場合は、実際に機器を貸し出ししている期間を契約期間とします。
レンタル期間の変更
レンタル期間の短縮や延長については、変更の14日以前にレンタル提供者に連絡をする必要があると定めています。
この「14日以前」というのは取引の実情に合わせて、任意に変更して下さい。
レンタル期間の短縮によって、レンタル提供者が損害を被る場合は、その損害について顧客に請求することができます。
レンタル料金の支払い
レンタル料金の支払期日や支払い方法などを指定します。
レンタル機器の故障時の対応
契約期間中にレンタル機器の故障や障害が発生した場合は、レンタル提供者の責任で修理や交換対応をする義務があります。修理や交換などの保守費用も含めたレンタル料金の設定をして下さい。
保証および責任
レンタル提供者はレンタル機器の搬入時に、機器が正常に動作することを保証する義務があります。レンタル機器が顧客の指定場所に設置された以後は、レンタル機器の使用や管理は顧客の責任となります。
レンタル機器に不具合があった場合は、レンタル提供者は修理や交換に応じる義務が生じます。
機器の改造またはカスタマイズ
顧客がレンタル機器に増設機器を付加、ソフトウェアを追加インストール、機器の仕様に重大な影響を与えるカスタマイズをしようとするときは、その旨をあらかじめレンタル提供者に書面で連絡をする必要があります。
また、顧客が増設した機器等について、安全上・保守上の視点からレンタル提供者が納入時の状態に戻すように通知をした場合は、顧客はその通知に従って元に戻す義務が生じます。
顧客の重過失による機器故障
顧客がレンタル機器の操作マニュアルから逸脱した使用法によって機器を故障させたり、機器の保管に適さない場所で保管したことにより機器を故障させた場合は、レンタル提供者は機器の修復に要した費用を顧客へ請求できます。
また、盗難等の機器の紛失についても、顧客に費用請求ができます。(盗難や落雷・火災等の不可抗力による機器の紛失・障害については、損害保険に加入することで対処ください。)
契約違反
契約違反があった場合は、即時に契約解除ができること、相手方に損害賠償請求ができることを確認しています。
転貸借の禁止
レンタル機器を第三者に転貸することを禁止します。
本契約書雛形の概要については以上のとおりです。